”ホルミシス効果”とラジウム温泉


放射線は微量であれば決して毒ではない。それどころかかえって生命の活力を刺激し、健康に役立つことの方が多い。

最近、この現象に対して微量の放射線だと、ホルモンのように作用するという意味でホルミシス(放射 線のホルミシス効果)という考えが提唱され、研究されるようになってきました。

放射線は私たちの細胞にあるDNAに少しの傷を付けています。細胞は自らの生命を守るために自己修復を促しているのですが、もし修復のできない細胞は自殺させてしまうプログラムを持ち、未然に除外することで 、ガンなどになるかもしれない危険な要因を持ってしまった細胞 を、その危険な要因が動き出す前に取り除くことをおこない、

重大な病を未然に防いだりするのもその一つで、この活動をアポトーシスと呼びます。

これも私 たち生命が、自然界から発生する多くの障害から、自己を守り、対抗して健康を維持するために自らが進化の過程で備えた大切な機能です。

この機能は、毒を少しだけ処方した「薬」でも同じです。人にとって危険な薬物も私たちの体を刺激することで、自らの体に備えた命の免疫機能を刺激し、呼び醒まして快復させてくれます。

勿論、ラジウム温泉の中に含まれる低レベルの放射線は、体の疲れた細胞を外 から刺激、内からはラドンで刺激して快復を早めてくれます。

放射線のホルミシス効果と言う言葉は、アメリカのラッキー教授が、少しの放射線量 だと「体の健康に役立つ」と提唱したのがきっかけで、各国で盛んに研究されるようになっています。この事実は多くの実験データーや臨床データによる研究によってこの論文の結果を裏付 けています。


日本で有名なラジウム温泉といえば、山梨県の増富温泉、鳥取県の三朝温泉、それと岩盤浴の玉川温泉が特に有名です。

特に玉川温泉は古くから「難病を治す」とされ、昭和の初め頃東北大学医学部や岩手大学、弘前大学などにおいて盛んに研究され、その研究で博士の学位を贈られた学者が8名にも上るほどです。

玉川温泉の医学的効果は「玉川温泉研究会」が発足するほど、多くの学者によって数々の詳細な臨床的研究が行われてきました。

また、三朝温泉は日本を代表するラジウム温泉とされ、岡山大学医学部の御舩先生のグループが37年間にわたる統計の研究から、三朝地域のガン死亡率は全国平均の2分の1であると発表されています。

このようなラジウム温泉や岩盤浴の地域では、温泉や土壌、岩盤から発生するラドンや微量の放射線が、肉体が本来持っている自然治癒力を刺激・活性化しています。

この微量のラドンや放射線が、人間の自然治癒力を刺激・活性化する効果を「放射線のホルミシス効果」(最近テレビなどでも報道され良く知られるようになってきました)といいます。

つまりラジウムから発生するラドンや微量の放射線がまるで薬のように、私たちの身体の潜在的生命力を刺激し、健康を維持するための元気をつくりだしてくれるのです。

放射線のホルミシス効果とは、要は放射線の程度の問題です。

勿論多くの放射線を急激に浴び た場合は非常に危険ですが、ほんの少しだけの放射線を、時間をかけてゆっくりと利 用する事は、私たちの生命の力を呼び覚ましてくれて、健康や若さのためにとても良 く役に立つのです。

この程度の限界点を「しきい値」と呼んでいます。この値は人によって差があるのは事実ですが、日頃から極微量の放射線を生活に取り入れることが健康にとって有用なのは多くの研究結果から明らかになっています

※バドガシュタイン鉱石の放射線量は、自然放射線の3倍〜5倍程度です。体に害を及ぼす放射線量は、自然放射線量の約100万倍といわれています。